
WordPress でサイトを運営していると、 「新サービスのお知らせ」「セミナー・ウェビナーの募集」「資料請求キャンペーンの実施」 といった “今伝えたい” 情報を、 来てくれた人にきちんと届けたい場面が何度もあります。 ところが、 トップに小さなバナーを貼るだけでは埋もれてしまい、 せっかくの告知が気づかれないまま離脱 ── という機会損失は少なくありません。 かといって、 訴求のたびに画像を作り、 テーマのテンプレートを編集し、 表示する期間やページを設定するのは手間がかかります。 本コラムでは、 ノーコードでポップアップバナーを作成・配信できる WordPress プラグイン「Grip Popup Banner」 の特長・機能・導入の流れを解説します。
「今だけ」の訴求が、意外と伝わっていない
新サービスのお知らせ・セミナーやウェビナーの募集・資料請求やお問い合わせへの案内 ── サービスサイトやコーポレートサイトの成果を左右する告知の多くは、 「見てもらえたかどうか」 で結果が大きく変わります。 ところが実際のサイトでは、 こうした情報がヘッダーの片隅やお知らせ一覧の中に埋もれ、 「今、 何を伝えたいのか」 が来訪者に届かない まま帰られてしまうことがよくあります。 (もちろん、 期間限定キャンペーンのような “今だけ” の訴求も同じ課題を抱えています。)
その解決策として有効なのが、 画面の目立つ位置に出すポップアップバナー です。 とはいえ、 バナー 1 枚のために毎回デザイナーへ画像を依頼し、 テーマのテンプレートを編集し、 「どのページに・いつからいつまで・PC とスマホどちらで」 出すかを設定するのは、 運用の負担になります。 作る手間と、 出し分けの手間、 そして「本当に効果があったのか」 が見えないこと ── この 3 つが、 バナー施策が続かない主な理由です。
「Grip Popup Banner」プラグインとは
「Grip Popup Banner」 は、 ノーコードでポップアップバナーを作成し、 表示するページ・タイミング・端末を指定して配信できる WordPress プラグインです。 WordPress 5.8 以上・PHP 7.4 以上に対応し、 WordPress 公式のプラグインディレクトリ(WordPress.org)で無料配布 しています。 バナーの表示はプラグイン単体で動作し、 アカウント登録は不要 です。
最大の特長は、 画像制作もコードも要らず、 管理画面の中だけでバナーが完成する こと。 テキスト・画像・ボタンといったパーツを組み合わせ、 資料請求・お問い合わせへ誘導する告知バナーや、 セミナー募集のカウントダウン付きバナーを、 デザイナーに頼らず自分で作れます。 バナーは標準の wp_footer フックで出力されるため、 この関数を呼ぶ一般的なテーマならそのまま利用できます。 さらに、 任意で grip space と連携すれば 配信と計測が一本化され、 表示回数・クリック・コンバージョンといった効果を数字で確認できます(連携しなくても、 バナーの表示自体は利用できます)。
できること ── 3タイプ・ノーコード編集・表示ルール・効果の可視化
このプラグインでできることは、 大きく次の 4 つです。
① 用途に合わせて選べる、 3つの表示タイプ ── 訴求の内容に応じて、 3 種類の見せ方を使い分けられます。
モーダル
画面中央にしっかり訴求。資料請求・無料相談・お問い合わせなど、確実に見せたい導線に。
フローティング
閲覧を邪魔しない隅の常設バナー。新サービス公開やセミナー募集の告知に。
上下固定(帯)
画面上下に固定する帯型。重要なお知らせやお問い合わせ導線の常時掲示に。
② ノーコードのパーツで、 自由にデザイン ── テキスト・画像・ボタンを配置し、 リンク先や色・文言を設定するだけ。 締切までを見せるカウントダウン や、 デバイス(PC / スマホ)ごとの出し分け、 表示期間のスケジュール も、 コードを書かずに設定できます。
③ 狙ったページ・タイミングに出し分け ── バナーを表示するページ(URL の完全一致/前方一致)、 表示のタイミング(即時/スクロール到達/一定滞在後/離脱しようとした時)、 デバイス、 表示期間 を指定できます。 「サービス紹介ページに、 スマホで、 開始日から終了日まで」 といった条件で、 見せたい相手にだけ届けられます。
④ 効果を数字で可視化(grip space 連携時) ── grip space と連携してバナーをリンクすると、 バナーごとの表示回数・クリック数・コンバージョン数 と、 その推移をレポートで確認できます。 「どのバナーが、 どれだけ成果につながったか」 が見えるので、 感覚ではなくデータで改善できます。 なお、 アクセス計測は初期状態ではオフ で、 バナーを連携したときに自動でオンになります。 連携しない・リンクしないバナーではデータは送信されません。
※ 数値はイメージです。実際の効果は施策や商材によって異なります。
導入の流れ
導入から公開まではシンプルです。
ステップ 1: プラグインをインストールして有効化 ── WordPress 管理画面の「プラグイン」→「新規追加」で「Grip Popup Banner」を検索してインストール(または zip をアップロード)し、 有効化します。 管理メニューに「Grip Banner」 が追加されます。 バナーの表示はプラグイン自身が行うため、 grip space アカウントは不要です。
ステップ 2: バナーを作ってノーコードで編集 ── 「Grip Banner」→「バナー」→「新規追加」からエディタを開き、 モーダル・フローティング・帯のタイプを選んで、 テキスト・画像・ボタンを編集します。 資料請求・お問い合わせへの誘導やカウントダウンもそのまま作成できます。
ステップ 3: 表示ルールを設定して公開 ── 表示するページ(URL)・タイミング・端末・期間を指定して公開します。 あとは条件に合った来訪者へ自動で配信されます。 (任意)「連携」画面から grip space に接続してバナーをリンクすると、 配信・計測や上位プランでの業種/地域ターゲティングが使えます。
- 新サービス・セミナー募集・資料請求などの告知は、 見てもらえるかどうか で成果が大きく変わる。 埋もれたバナーは機会損失になりやすい。
- 「Grip Popup Banner」 プラグインは、 ノーコードでモーダル・フローティング・帯の 3 タイプ を作成でき、 WordPress 5.8 以上に対応。 アカウント不要でスタンドアロン動作 する無料プラグイン。
- 表示するページ・タイミング・端末・期間を指定 して出し分けでき、 カウントダウンや資料請求・お問い合わせへの誘導もコード不要。
- 任意の grip space 連携で表示回数・クリック・コンバージョンを可視化。 感覚ではなくデータでバナーを改善できる。
入手方法
「Grip Popup Banner」 プラグインは、 WordPress 公式のプラグインディレクトリ(WordPress.org)で無料配布しています。 対応バージョンや詳細は、 以下のプラグインページからご確認いただけます。
WordPress.org で「Grip Popup Banner」を見る
grip space では、 WordPress サイトや BtoB サイトの「成果につながる導線」 を、 ポップアップバナー・フォーム・アクセス解析などのかたちで幅広く支援しています。 バナー施策や来訪者の可視化についてのご相談は、 以下のフォームからお気軽にどうぞ。

